結婚と介護~両親への思い~

その昔、主人と結婚を決める時、将来の色々な結婚生活を考えるにあたって両親の老後の介護についても頭の中にありました。私たち二人は長男、長女。お互い親の面倒をみる立場です。そんなことを少しは結婚前にふたりで話したこともありましたが、具体的に話しはまとまりませんでした。私は、いずれはくるであろう両親の介護のためにも結婚して10年位経った頃、ホームヘルパー2級の資格を取りに行きました。その中で本当に老人介護の大変さを知り、身の引き締まる思いで勉強しました。しかし、主人の方も私の方も父親は病気で亡くなり、介護という状況にはなりませんでした。そして主人の母も余生は地元でと・・・自分自ら、地元の老人介護つきホームに入居し、今は母の思うように生活しています。そんなことでまだ直結に介護というものに面しておりませんが、いずれ今度は自分たちが歳を取り、介護というものを要することになったときはどうなるのだろうな・・という不安はあります。子供たちに頼ろうとも思いませんが、何か色々と考えて行かなくてはいけないなと思っています。子供たちもいずれ結婚をすると思いますが、そんな時、やはり私たちのようにお互いの両親の老後やその先の介護についても少しは考えられる子供たちに成長してくれればよいなと考えます。先のことだからどうなるかわからない・・・私たちのように父が亡くなったり、母が自分で決めてくれるのかもしれないですが、やはりお互いの両親に私たちも色々考えているから大丈夫だよという安心感を持たせてあげられるようになって欲しいです。
変わりゆく結婚と介護の形

大家族で暮らしていた以前の日本では、介護は家族で行うことが多かった。外で働く機会の少なかった「嫁」という立場の女性が主に介護をしていた。つまり子育てや家事と同じように介護は、嫁の仕事の一つだったのだ。そのため「長男と結婚=親の介護」は結婚する女性も理解して結婚していたはずだ。そんな理由からも今はホームヘルパー2級の資格をねらいたい。だが、だんだん長男も都会で会社勤めをする人が多くなり、女性も働くようになったので、家族形態も大家族から核家族へと変わっていった。若い世代の普段の生活に高齢者がいなくなっていった。だから長男と結婚するから親の老後の面倒を看るという意識がは薄らいでいくのも無理はないだろう。結婚は当事者同士だけのものと考える若者も多い。だが、親世代の意識は昔のままだから、そこに軋轢が生まれる。子供の方もうすうす感じていた親の介護という問題に真剣に向き合わずにきたため、急に介護が現実になると困惑するのだ。結婚して一旦別々に暮らしていたのに、また急に親と同居するというのは難しいことも多いだろう。しかし誰もが老いていく。年をとることは避けられない以上、人任せにせずに自分の老後は自分で設計することが大切だと思う。もちろん病気や怪我で思い描いた老後にならないこともあるだろう。でも老後の面倒を看てもらうために子育てをしたわけではないはずだ。子供の方自分の親は老後に何を望んでいるのか、自分はその希望に応えられるのかを日ごろから考えておく必要がある。縁あって親子になったのだから、人生の最後もこの組み合わせに感謝しながら旅立って生きたいと私は思っている。